スリップ制では、固定の迎車料金の代わりに、迎車中からメーターを回します。
その際、迎車中の距離・運賃は初乗り分として扱われます。(ただし、上限があります。)
上限は地域によって異なり、アプリのタクシー会社一覧ページに会社ごとに記載されています。
(一般的には、1km、2kmが上限として設定されており、1kmスリップ、2kmスリップと呼ばれます。)
具体的なイメージは下記の例をご参照ください。
◆例①:初乗りが2km730円(加算90円/293m毎)・1kmスリップだとした場合
お客様が配車されたとき、タクシーがお客様より3km離れた地点にいるとします。
この場合、1km分のみ初乗り運賃・距離として計算された状態でお客様にご乗車いだくことになります。
通常、2km走った段階で初乗り運賃から加算運賃に切り替わりますが、
上記の場合、1km走った時点で初乗り運賃(730円)から加算運賃(90円/293m毎)に切り替わります。
◆例②:初乗りが2km730円(加算90円/293m毎)・1kmスリップだとした場合
お客様が配車されたとき、タクシーがお客様より0.5km(500m)離れた地点にいるとします。
この場合、0.5km(500m)分のみ初乗り運賃・距離として計算された状態でお客様にご乗車いだくことになります。
通常、2km走った段階で初乗り運賃から加算運賃に切り替わりますが、
上記の場合、1.5km(1500m)走った時点で初乗り運賃(730円)から加算運賃(90円/293m毎)に切り替わります。
※ なお、タクベルでは配車時のお客様位置から、なるべく近い車両から配車するようになっております。